100歳で自分の脚で歩きたいなら、本当に必要な4つのステップ。
元気に暮らすのには、運動がいい。
近年、運動の大切さに関して多くの発表があります。
ですが。。。
66歳以上で運動している人は、10%にすぎないのが現状のようです。
運動していな方が、運動を開始する際に
最も大切なのは、動かせる可動範囲を超えた運動をしないこと。
無理をしないことです。
”痛み”が起これば、やりすぎです。
ハリや違和感などは動かないシグナルです。
まず、カラダの使い方から見直し
自分のカラダがどこまで動かないか認識することが大切です。
その上、運動できるカラダに改善していく。
長年走ったことがない方であれば、
歩く→早歩き→小走り→走る
このようにステップが必要です。
運動も
何時間も休みなしに運動することはいりません。
最新の論文では
週に6.5km〜8km走るだけでも心臓発作で命を落とすリスクが45%現象減少。
全死亡率が30%下がることがわかってきています。
8kmの距離は
週に5日運動するとしたら、ゆっくりでも
1日2km 未満なので
1日15分未満の運動量です。
イギリスの研究チームが、日頃からサイクリングをしている中年サイクリストの健康や
長寿を防ぐ手がかりがあるのではと研究を行いました。
55歳から79歳のまでの中高年サイクリストを募って、心身の能力を測定
座りがちな高齢者及び、遥かに若い人びの測定結果と比較
・反射神経
・記憶力
・バランス感覚
・代謝特性
この4種類を比較すると
座位中心の高齢者グループより、30歳のグループに近いことがわかりました。
G.Reynolds,”How Exercise Can Keep Aging Muscles and Immune Syestems young”New York Times,March 14,2018
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この事実どう感じますか?
私は、多くの方を拝見する中で100歳で歩いてスーパーに買い物に行きたければ、
80歳で走れることが必要だと感じています。
アメリカ疾病対策センター(CDC)助成金で2017年に発表された研究では、
一日最低30分のジョギング 週に5日行っている方が
座りがちな生活をする人よりも、テロメアが長く、その長さは10歳近くの人と同等。
とも言われています。
運動はカラダにストレスを与えることですが、
与える以上に、酸素を巡らせるために毛細血管を増やします。
近年わかってきている長寿遺伝子
サーチュン遺伝子
AMPK
m TOR
など、
カロリー摂取にかかわらず、運動によって正しい方向に調整されることがわかってきています。
新しい血管を作り心臓や肺を健康にする。
カラダを丈夫にする。
そんな運動を、効率よく壊さずに起こすためには
今まで使ってきたカラダをしっかり
メンテナンスし、使えるように変えていくことが必要です。
人生100年時代。
今まで長年使ってきたカラダです。
いきなりでは、壊してしまいます。
姿勢治療家の4つのステップが必要です。
1)自分のカラダの現状を知る
2)今からやるべきことを認識する
3)毎日のカラダの使い方を実践する
4)正しいカラダの使い方ができるようになる。
この4つのステップで自らのカラダを
100歳まで歩ける生活ができるようになります。
冒頭にある、66歳で運動している方が10%
これは、
100歳で歩ける人が、10%しかいないことを意味していると私は考えます。
これから
どんな人生を歩みたいですか?
100歳でどうありたいですか?
姿勢治療家
仲野孝明
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